こんにちは!
私は雇われインストラクターを卒業して在宅起業を目指しているまいです!
私はピラティスのインストラクターとして日々クライアントにレッスンを行っています。
そのレッスンもマーケティングを学ぶ前と現在では全く違うものになったのです。
レッスンの質が変わってクライアントの満足度がかなり良くなったと感じます。
それにはマーケティング思考が確実に大きく影響していると言えます!
これはオンライン講師としてレッスンを行なっていくあなたにとって
必要な考え方です。
私が実際に行ったことを含め3ステップをご紹介します!
レッスン成功の秘訣はマーケティング思考!

レッスンを提供する側として、ただ運動を指導するだけで本当にいいの?
こんな風に考えるようになったのは、マーケティングを学んで1ヶ月目のこと。
私自身、以前は「とにかくいいエクササイズを提供しよう」と考えていました。
もちろんクライアントを想って「こういう姿勢にはこのエクササイズが良い!」ということを考えてレッスンを組み立てていたのですが、
これは一見クライアントのことを考えているように見えますが、実は大きな間違い。
マーケティングを学ぶ中で、『レッスンを組み立てる考え方』が大きく変わったのです。
それは「クライアントがこのレッスンを受けた先に、どんな未来を届けられるのか?」
ということ。
これを意識するようになったことで、レッスンの組み立て方が変わりクライアントの満足度にも変化があったのです。
この考え方はピラティスだけでなく、語学・料理・ビジネスなど、どんなレッスンにも応用できるもの。
今回はマーケティング思考を取り入れたレッスン組み立てについて、具体的にお話しします。
なぜ「理想の未来」を意識したレッスンが必要なのか?

まずクライアントや生徒さんは「解消したい悩み」があり、それを解消した理想未来を叶えるためにレッスンを受けています。
お料理であれば『もっと健康的な食事を作りたい』『時短でも手が込んでいるような食事を作りたい』など
語学系であれば『英語話せるようになって海外旅行を楽しみたい』『海外移住の夢を叶えたい』など
私が提供しているピラティスであれば『産後の体を引き締めたい』『デスクワークで悪くなった姿勢をよくしたい』などの悩みが聞かれます。
ここからさらに深掘りをしていくと『産前の体型に戻して自信をつけたい』『体の痛みをなくして快適に生活したい』
このような理想未来を叶えたいと思っていると気づくのです。
これはただ運動を教えるだけでは、ピラティスを体験しただけに留まってしまいます。
私が担当した実際のクライアントでこのような事例がありました。
尿もれが悩みだった産後ママ
この日担当したのは産後5〜6ヶ月程度のママ。
「尿もれが気になるんです」というお悩みがありピラティスに挑戦してくださいました。
普通なら「尿もれ改善のエクササイズをやりましょう!」と考えがちですが、
私はカウンセリングでさらに深掘りしてみたのです。
「尿もれがあることで1番困るなって感じることはありますか?」と聞くと、
「実は、尿もれが気になりすぎておでかけが楽しくできなくなったんです…」
と本音がポロリ。
このとき、「これが真のお悩みだ!」と気づきました。
そこで私はレッスンのテーマを 「尿もれ改善」ではなく、「おでかけが楽しくなる体にしましょう!」 と提案したんです。
するととても意欲的にレッスンに取り組んでいただけたうえ、現在もレッスンを担当しています!
クライアントは上記で説明したような未来への変化を求めているので、
レッスンのゴール=運動をすること
ではなく
レッスンのゴール=理想の未来を叶えること
これを意識するだけで、レッスンの質が大きく変わります。
マーケティング思考でレッスンを組み立てる3ステップ

ではここから実際にレッスンを組み立てるときに必要なステップを見ていきましょう!
この記事では私の仕事である『ピラティス』を例に出しています。
ぜひご自身のサービスに置き換えて考えてみてください!
ステップ1:ヒアリング=クライアントの「理想未来」を知る
クライアントは「解消したい悩み」があって、それを叶えた「理想の未来」を手に入れるためレッスンをしたいと思っています。
そのときに重要になるのがヒアリングの時間。
このヒアリングはただ悩みを聞くだけではなく、「どうなったらあなたは幸せになれるのか?」を掘り下げることが大切です!
「ピラティスを始めたいと思った理由は?」
「姿勢を改善して何を叶えたい?」
「体の痛みがなくなって、一番嬉しいことは?」
質問を繰り返すことで『本質的な悩み』を見つけることがとても重要です。
ステップ2:レッスン=未来から逆算して設計する
いきなり理想未来を叶えることは難しいことです。
そのためクライアントや生徒さんと最終ゴールまでの目標計画を立てることが大切になります!
最終ゴール(叶えたい理想の未来)
そこにたどり着くためのステップをすり合わせ
スモールステップで1回ごとの小さな達成を積み重ねる
例えばこのように逆算していきます。
- ゴール:「腰痛知らずの体を作る」
- 6ヶ月後の状態:「体幹が強くなり姿勢が良くなる」
- 3ヶ月後の状態:「正しい姿勢を保つことができる」
- 1ヶ月後の状態:「腰痛を感じた時にエクササイズで改善できる」
- 1回目のレッスン:「今の姿勢の状態を知る。体のクセを知る」
ヒアリングでクライアントの話を聞いたあと、このような逆算した状態を共有することが大切です。
そしてレッスンごとに毎回ヒアリングをして体の状態を確認、共有しておくことも必要。
その日のレッスンもヒアリングした状況に合わせて「その日の理想未来」へ繋げていくスキルも重要です。
このように理想未来への逆算でレッスンを進めていくと、1回で離脱することを避ける意味もあります。
これはどんな種類のレッスンを展開する場合も重要なポイントですね。
なので継続してレッスンを続けてもらうためにもヒアリングはとても重要と言えるのです。
ステップ3:レッスン後=変化を言語化し、次への期待をつくる
レッスンが終了した時、「終わったことへの労い」「レッスンを受けてくれたことへの感謝」で終わっていませんか?
レッスン前後で変わったことが必ずあるはず。
それを言語化してクライアント、生徒さん自身に変化を感じてもらうのです。
そしてそれを実感としてクライアント、生徒さんに納得感を持って理解してもらいましょう!
ピラティスのレッスンだと以下のような流れでお伝えします。
- 体の動かし方の変化から「今日の体の変化」をしっかり感じてもらう
- 「次回これをすると、もっとこう変わりますよ!」と未来の変化を伝える
- クライアント自身が「このレッスンを続ければ理想に近づける」と実感できるようにする
講師とクライアント、生徒さんが共通の認識でレッスンが終われると満足度の高いものへと大きく変わります。
この考え方はいろいろなレッスンに応用できる!
これまでピラティスレッスンを例に話をしてきましたが、どんなレッスンであっても応用できます!
ご自身のサービスに合わせてぜひ考えてみてください。
「日常会話ができるようになる」ではなく、「旅行先で現地の人とコミュニケーションをとる」「海外ドラマを字幕なしで楽しめる」など語学を学ぶ理由を具体的になるよう深堀していく。
「料理が上手くなる」だけではなく、「家族の誕生日にフルコースが作れるようになる」「時短でも美味しい料理を毎日作れるようなる」など目標を明確にする。
「スキルアップ」という抽象的なものではなく、「〇〇のプレゼンができるようになる」「SNSで月5万円の売上を作れるようになる」など実現したい未来を設計する。
どんな内容のレッスンでも「理想の未来を明確にして、それに向かって逆算して設計する」ことが大切です。
この人について行けばこの理想の未来を叶えられる
そう感じてもらえるレッスン組立ができるようマーケティング思考を身につける必要があるのです。
さいごに
ここまでお読みいただきありがとうございました!
選ばれる講師、選ばれるレッスンに大切なことはこの3つ
- レッスンはただの指導(知識・スキル提供)ではなく、クライアントや生徒さんの理想未来を一緒に叶えるものと考える
- マーケティング思考を取り入れることで、レッスンの質が一気に上がり価値もグッと上がる
- クライアントや生徒さんに「今日の変化」を実感してもらい、「未来が楽しみ!次も頑張ろう!」と思ってもらうことが重要
私は「マーケティングを学ぶことで、レッスンの考え方が大きく変わった」と実感しています。
これは、どんなジャンルのレッスンにも応用できる考え方です。
ぜひあなたのレッスンの組立にもマーケティング思考を取り入れて、選ばれる講師そして選ばれるレッスンにしていってください!
まい
