こんにちは!
2人の子どもを育てながら理想の働き方を模索し、在宅起業を目指しているまいです!
私は在宅ワークをスタートする前にママのための1ヶ月「Fammデザイナースクール」
でグラフィックデザイン講座を受講しました。
しかし受講を決める前は
Fammって、実際どうなんだろう…?
育休中の私が、そうやって何度も検索していたのがFammの講座。
ママ向け・1ヶ月完結・在宅ワーク…
そんな言葉に惹かれて、期待を抱いて受講を決めました。
SNSの広告でもよく見かけるので、当時の私のように気になるけど一歩踏み出せない…という方も多いのではないでしょうか?
私は2年前にグラフィックデザイン講座を受講した卒業生です!
結論、私はあの時Famm講座を受講してよかったな、と思っています。
しかし当たり前ですがFamm講座を卒業しても、すぐに仕事が舞い込んでくるわけではありません。
現実はもっと地味で、正直つまずくことも多かった。
このブログでは、Famm卒業後に陥りがちな“仕事ゼロの落とし穴と、私がそこから抜け出すためにやった3つの行動をまとめています。
これから受講を考えている方が後悔しないように――
私の経験が、少しでも参考になればうれしいです。
Fammとは?|ママ専用もある短期のオンラインスクール

育休中や子育て中でも、自宅でスキルを身につけて在宅ワークに挑戦できると話題のFamm講座
Fammは、子育て中のママ専用に設計されたオンラインスクールです。

開講されているのは、グラフィックデザイン・Webデザイン・動画編集といった在宅で活かしやすいスキルばかり。
特に以下のようなサポート体制が、忙しいママたちから高い支持を得ています。
受講期間:1ヶ月(全5回のライブ授業)
受講料:184,800円(税込)
学習スタイル:オンラインライブ授業(録画あり)
サポート:ベビーシッター無料派遣、MacBookレンタル(有料)
卒業後のサポート:5件の案件保証、応用講座の無料提供、コミュニティ参加
ただし注意点として、Fammは卒業後に案件保証がありますが、仕事をすぐに斡旋してくれるわけではないという点。
※facebookに卒業生専用のグループがあり、そこでお仕事紹介はあります。
案件獲得やキャリアの構築は、自分で動いていく必要があります。
なぜFamm講座を選んだのか?|ママでも“在宅で働ける”道を探していた

育休中、1日中子どものお世話に追われながらも、仕事に復帰したら子育てと仕事の両立がまたはじまる。
出勤する働き方から在宅で働く形へ変えていきたい。
でもスキルはないしどうやって在宅で働くこと叶えたいいのか、ということ。
その時に1ヶ月完結であり、ベビーシッター無料のサービスがついているFamm講座にとても魅力を感じたのです。
育休復帰後のキャリアに悩んでいた当時の私にとって選ばない選択肢はありませんでした。
「ママ向け」「1ヶ月完結」が背中を押してくれた
一番心に響いたのは、やっぱりママ向け、1ヶ月完結という言葉。
正直小さな子どもを抱えながら何かを学ぶなんて無理だと思っていたけれど、まず1ヶ月間の短期集中すればいいと思えることで、
初めて「やってみようかな」と前向きな気持ちになれたのです。
育児は予測不可能で、まとまった時間なんて本当に取れない。
だけど1ヶ月というゴールが見えているからこそ「今だけ頑張ってみよう」という気持ちになれたのが、決断の後押しになりました。
講義はママが動きやすい平日午前中
講義は週1回、平日10時〜13時までの3時間でした。
この時間はありがたかったです!
上の子は保育園に行っている間、下の子は比較的機嫌よく過ごしてくれる時間帯だったので
安心して受講することができました。
前項でもママ向け講座だったのが背中を押したとお伝えしましたが、
このように受講しやすい時間帯に講義があるように、ママのための講座とはっきり打ち出してくれていたことも安心材料。
当時同じクラスで一緒に受講していた生徒さんは、みんなお子さんがいらっしゃいました。
そして講師の方も情勢で保育園に通うお子さんがいたので、講義中でもベビーシッターさんとやりとりしたり、お子さんのケアをしたり温かな雰囲気で進んでいたのが印象的でした。
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Famm講座の口コミや評判を読み漁っていた過去の自分
とはいえ、本当に受けて大丈夫かな?という不安はもちろんありました。
申し込む前は、『Famm 口コミ』で検索し、いろいろなブログ記事やレビューサイトを片っ端から読み漁る日々。
「1ヶ月でスキルが身についた」「ママでもできた」というポジティブな声もあれば、
「サポートが薄い」「案件につながらなかった」などちょっとシビアな意見もあり、ますます迷うことに。
でも最終的に私が出した結論は、「やらない後悔より、やってみてから考えよう」でした。
悩みながらも、「このまま何もしないまま育休が終わるのはイヤだ」と思ったから。
今振り返っても、あの時の決断は間違っていなかったと思います。
Famm講座受講中の1ヶ月|子育てしながらどうやって学んだか?
私が受講したのは第二子である下の子が生後1ヶ月半の時。
子どもがまだまだ小さい中での受講は、正直なところ本当にできるのかな…?という不安からのスタート。
でも実際に始めてみると、完璧じゃなくても「できる範囲で進める」とハードルを下げながらでも続けることが重要だと考え方をシフトしました。
Famm講座を受講中のリアルなスケジュール
私の場合、自己学習の時間は主に早朝と子供のお昼寝中と夜子供が寝てからの時間で確保していました。
時間 | スケジュール内容 |
---|---|
5:00〜7:00 | 朝の学習タイム |
8:30 | 上の子を保育園に送る |
10:00前後 | お昼寝1回目/学習タイム |
14:00前後 | お昼寝2回目/学習タイム |
16:00 | 上の子を保育園にお迎え |
17:30 | 晩ごはん |
21:00〜24:00 | 子どもたち就寝後/夜の学習タイム |
下の子がまだ授乳回数が多かった時期なので、夜中の授乳後そのまま起きて学習したり
時間はまちまちでしたが、このように工夫しながら学習時間を確保してました
他にも週末は夫に協力してもらい、土日のどちらかで数時間課題を進めるたに集中する時間を確保。
もちろん子どもが体調を崩したり、自分自身が疲れてしまったりでまったく進められなかった日も何度もありました。
しかし1ヶ月間だけだから踏ん張ってやりきれたのはあります。
できないと思わずにやり切れたワケ
できなかったことを責めず、デザインツールを開いて復習した!課題のデザインをリサーチした!などできたことを褒めるようにしていました。
できてないワケじゃない、進んでいるよと自分で自分を褒めながらちょっとづつでも進んでいることを確かめるように。
それもSNSで積み上げを投稿するのがルールでもあったので、振り返りをしながら進められたのも良かった点です。
積み上げでは同じクラスの受講生が頑張っている姿を見れるので、
「私ももう少し頑張ってみよう!」と前向きになれたのも大きかったです。
課題提出後には講師の方からのフィードバックもあり、「自分ひとりじゃない」と感じられたことが最後までやり切れた理由でした。
正直レビュー|私が感じたFammのデメリット

Famm講座は確かに、子育て中のママでも挑戦しやすい魅力的なスクールです。
でも、いいことばかりじゃないのも事実。
実際に受講してみて「これは注意が必要かも」と感じた点を、正直にお伝えします!
自己学習は不可欠!
Fammの講義は週1回・3時間のライブ授業ですが、それだけでは当然スキルは身につきません。
実際、講座開始時に毎日2〜3時間の学習時間を確保するように伝えられます。
授業では基本操作やツールの使い方までは教えてくれますが、実務で通用するスキルや応用テクニックまではカバーされません。
だからこそ、卒業後も自分で勉強を続ける覚悟が必要!
特にFammのような短期集中型(1ヶ月)の講座では、受講=完成ではなく受講=スタートと捉えることが大事です。
講座ではデザインツールの使い方しか教えてくれない!
私が受講したグラフィックデザイン講座では、Adobe IllustratorやPhotoshopといったツールの操作方法が中心でした。
デザインってそもそも何?という考え方や、デザインの4原則といった基礎になる知識は講座内ではほとんど触れられません。
講師の方がご自身のSNSを紹介し、「詳しくはここを見てくださいね」と案内してくれる程度。
私はそこで紹介された投稿や、自分で調べて買った本から学び直しました。
ちなみに、デザインの基礎を学ぶなら、私が実際に購入したこの本がおすすめです。
『なるほどデザイン』は、初心者でも感覚的に理解しやすく、今も何度も見返しています。
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1ヶ月ではデザイナーにはなれない!
わかってはいたけれど、言わせてください。
1ヶ月の講座が終わって翌月からデザイナーとして在宅で働く!は無理です。
私も「短期でスキルを身につけて、翌月から仕事にできるかも」と期待していました。
でも現実は卒業してからも自己学習を続け、模写など練習も継続し、泥臭い努力が大切になります。
そしてポートフォリオの修正、営業活動を重ねてやっと最初の1件が取れた、という感じでした。
とはいえ、最初にFammの広告で見た「ママでもできる」「在宅ワーク」「1ヶ月完結」といただ最初に見た広告のメッセージに引き寄せられるように申し込みをしたので、
「実際にやってみないとわからないものだな」と勉強になったのは事実です。
Famm講座卒業後に待っていた“仕事ゼロの落とし穴”
講座が始まる前は「卒業したら私も在宅ワークができるようになるかも!」と期待していました。
しかし、現実はそう甘くはありません。
卒業した=仕事が始まるという大きな勘違いが自分を苦しめることになります。
Famm卒業してスキル習得=すぐ仕事が取れると大きな勘違い
正直に言います。
私はFamm講座を始める前、1ヶ月頑張って卒業すれば、自然と在宅の仕事が舞い込んでくると本気で思っていました。
講座が1ヶ月で終わるなら、翌月から何かしら仕事が始まるんじゃないか…と今思えば完全に都合のいい妄想。
でも現実は全く違いました。
ポートフォリオも未完成、案件応募の仕方もよくわからない、何から始めればいいのか分からないと立ち止まってしまいました。
しかしSNSを見れば案件獲得しました!初めてのデザイン納品完了!
このようなFamm卒業生やフリーランスデザイナーの成果報告を見れば見るほど、どんどん自分が何もできていないことに気づかされました。
ただし受講中にココナラの登録をしてサービスを出品することをおすすめされていました。
私もそれに従ってアカウントを作り、サービスページを公開。
でも当然ながらそれだけで仕事にはつながりません。
案件が自動的にくるわけでもなければ、出品して終わりでは誰の目にも触れません。
それでもSNSを開くと、また誰かが「案件獲得!」と投稿している。
同じ時期に講座を卒業したママたちの活躍を見るたびに、
なぜ私は動けていないんだろうと落ち込む日々。
焦りと自信のなさでパソコンを開いても手が止まり、ただ情報ばかりを検索する毎日が続きました。
すべきことがわからず行動が止まった
今思えば完全に「卒業=ゴール」と勘違いしていたんです。
でも本当は、卒業してからがスタートでした。
情報は山ほどあるのに、どれが正しいか判断できない。
何から始めればいいかもわからない。
だから動けない。
結果、ポートフォリオもSNSも中途半端なまま、私は3ヶ月ほどスキルは得たけど使えてない状態で立ち止まってしまいました。
もしあの頃の私に一言かけられるなら、こう言いたい。
学んだあとに止まる人は多い。でも、止まったままでいないで!
このモヤモヤ期が長引くほど、自信は失われていく。
今こうして振り返ると、「やらなきゃ」と思いながら何もしていなかったあの時間こそが一番もったいなかったなと思います。
仕事ゼロから抜け出すためにやった3つの行動

このままじゃ何も変わらない
そう思った私は、少しずつでも動くことを意識するようにしました。
とはいえ、はじめは本当に手探り。
正解なんて分からないし、正直不安のほうが大きかったです。
でも、止まっていることが一番もったいないと気づいてからは、まず自分ができる小さなことから始めることにしました。
結果的に次の3つの行動が仕事ゼロの状態から抜け出す大きな転機になりました
① ポートフォリオを仕上げて“見せられる形”にした
まず最初に取り組んだのは、ポートフォリオの整備でした。
Famm講座で制作した課題作品はあったものの、バラバラな状態で人に見せられるレベルではありません。
そこで、配色・レイアウト・説明文などを1つずつ見直して、見た人が「どんなデザインが得意なのか」「どんな仕事ができるのか」が伝わる構成を意識。
実績がゼロでも、プロっぽさを感じてもらえるようにする工夫を重ねました。
最終的にNotionでまとめて、SNSや応募時にすぐにシェアできるよう準備。
まだ完璧じゃないけどこれなら出せると思える状態に仕上げることが、最初の一歩を踏み出す自信につながりました。
👉私のポートフォリオはこちらです
② SNSでの発信
ポートフォリオを整えながら、Xでの発信もスタートしました。
最初はこんな自分が発信していいのかなと怖さもありましたが、
誰にも見られなくても、自分の記録としてやってみよう
と割り切って投稿を続けました。
すると同じFamm卒業生のデザイナーさんや同じようにフリーランスのママデザイナーさんと繋がることができ、共に励まし合いながら活動できました!
中には、「プロフィール見ました。相談したいことがあって…」と、発信がきっかけでご依頼につながることも。
まず発信して、存在を知ってもらう”ことって本当に大事なんだ、とこの時はじめて実感しました。
③ ココナラや知人からの案件獲得
ポートフォリオとSNS発信を並行しながら、実際の案件に挑戦することにもチャレンジ。
Fammの講座内でも紹介されていた「ココナラ」に登録し、バナーやチラシ作成サービスを出品しました。
最初は価格をかなり低く設定して、とにかく1件目の実績をつくることに集中。
「私、デザインやっています。よかったらお手伝いさせてください」と。
その一歩が、記念すべき“初案件”獲得につながりました。
実績がゼロでも、「行動すれば誰かが見てくれる」「声をかけることでチャンスが生まれる」
そんな体験を通して、ようやく“学んだスキルを使って働く”という感覚が掴めるようになりました。
Fammを経て、今どんな働き方をしているか?

Famm講座を受けたからといって「デザイナー1本で食べていけるようになる」と思っていたわけではありません。
けれど、私にとって確実に言えるのは、Fammで学んだ経験が“在宅で働く一歩”につながったということ。
今は当初思い描いていた働き方とは少し違います。
けれど、講座で得たスキルが副産物として、思ってもいなかった形で自分の働き方に活きているのです。
デザイン業1本ではない
現在、グラフィックデザインの案件はほとんど稼働していません。
以前は、チラシ・名刺・バナー制作などの案件をいくつか経験しましたが、今は新規での受付は行っておらずリピートでごく稀に受ける程度です。
ただ、もう使っていないスキルでは決してありません。
今でも自分のSNS投稿の画像制作、クライアント資料のレイアウト、図解やスライドのビジュアル設計など、日々の業務のあらゆる場面でFammで学んだデザインの基礎が活躍しています。
仕事にはつながらなかった=無意味ではなく、使い方次第で何倍にも価値が広がるのがスキルだと実感しています!
オンライン秘書として活動中
現在のメインの働き方は、オンライン秘書です。
クライアントのスケジュール管理、事務処理、資料作成、メール対応など、完全在宅でお仕事しています。
その中でFammで学んだグラフィックの知識が思っていた以上に役立っています。
Canvaで提案資料を作成したり、SNSで使うバナーやヘッダーをサッと整えたり、
店舗に設置したりポスティングするチラシのデザインチェックなど
デザインもできる事務サポートというポジションは、実はすごく重宝されるんです。
単に事務作業ができる人ではなく、見た目まで整えられる人として信頼を得られるのは、Fammでの学びがあったからこそ。
デザイン=フリーランス一本でやる人だけのものじゃない。
むしろ、他の仕事の中で活かすことで“自分だけの強み”になる。
この気づきが、Famm卒業後に得た一番の成果だったかもしれません。
まとめ|Famm講座を「受けて終わり」にしないために

ここまでお読みいただきありがとうございます!
Famm講座は子育て中のママにとって挑戦しやすい、素晴らしい入り口です。
でも卒業しただけでは正直働ける自分にはなりません。
私も最初は学んだから仕事につながると思っていました。
でも本当に変わったのは、自分で動き始めた時からです。
- 卒業しても、自動的に仕事は来ない。ゴールじゃなくスタート。
- スキルをどう活かすかは、自分次第。活かし方は1つじゃない。
- “動くこと”がすべてを変える。SNS発信・ポートフォリオ整備・声かけが鍵。
- できることから始めてOK。完璧じゃなくても、止まらないことが大切。
このポイントを頭に入れておかないと、思っていたのと違ったと後悔してしまうと思います。
しかし行動すれば、状況は動きます。
行動しなければ、スキルも知識も、ただの経験で終わります。
このブログが、今「Famm受講どうしようかな…」と悩んでいるあなたの背中を、少しでもそっと押せたなら嬉しいです。
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👇少人数制のクラスのため満席になるのが早いので気になったらお早めに!

まい
