また今日も、子どもが熱を出した——
職場への連絡、同僚への申し訳なさ、頭から離れない仕事。 でもいちばん心配なのは、ぐったりしている我が子の顔。
子どものそばにいたい。
でも、好きな仕事もちゃんとやりたい。
そんな気持ちは、ずっと“わがまま”だと思っていました。
でも今は、子どもとの時間も、仕事のやりがいもあきらめていません。
ピラティスインストラクター×オンライン秘書という働き方を通して、私なりの答えを見つけました。
保育園からの突然の呼び出しにどう対応するか。それでも「仕事が頭から離れない」私がいた

保育園からの電話と「また休み?」のプレッシャー
仕事中に保育園からの着信。
Apple Watchに映った保育園の名前に嫌な予感しかしない瞬間です。
「〇〇君が発熱しまして、今38℃を超えてます。お迎えに来ていただけますか?」
先生からの連絡に「すぐ行きます」と返事をする私。 今日も子どもが発熱。でも、仕事は止まらない…。
上司に早退の相談をして、私は帰宅の準備をする。
その横では今日、明日予約されているお客様へ同僚が予約日変更や時間変更の依頼を連絡している。
また同僚に余計な仕事を増やしてしまった。と思いながらこの様子を横目に私は職場をあとにして保育園へ向かうのです。
これが保育園に子供を預け仕事をする親には日常的に起こります。
私は正社員のピラティスインストラクターとしてスタジオで勤務していました。
インストラクターとして働くことは、自分がやりたかった仕事だったのでとても楽しくやりがいがあり「生涯この仕事をしたい」と思うほど。
しかし子どもが保育園に行き出してすぐの頃は月に2〜3回は発熱などの体調不良でお迎えに行っていたのです。
子どもにも職場にもお客様にも“申し訳ない”という板挟み
体調の悪い子どものそばにいながらも、職場へは謝罪とお礼が頭から離れない——
まずは体調が悪い子どもが最優先。普段はこんなに長く一緒に過ごせない分、看病する時間をしっかりとって過ごします。
しかしすぐに元気になっても解熱後24時間ルールというものがあるので、すぐには保育園には行けません。
解熱後24時間ルールとは、平熱に下がってから24時間以上経過しないと登園できないルールのことを指します。
なので最低2~3日はお休みする必要が出てくるのです。
1度子供が体調を崩すと、なかなか出勤できないのはこのような理由もあります。
出勤を代わってくれる同僚、私のレッスンを楽しみにしてくれていたお客様、
そして——子どものそばにいながら、仕事のことが頭から離れない自分自身にも。
申し訳なさの板挟みは、想像以上に心をすり減らしました。
働く母としての本音。「どちらかを捨てる」ことに納得できなかった

ピラティスの仕事は好き。でも、続けられない状況だった
子ども中心の生活。
時間も読めない現場。
好きでも現実は厳しかった
私が働くスタジオはパーソナルレッスンだったため、私の勤務時間に合わせて予約が入るシステム。
ありがたいことにまいさんのピラティスを受けたい!と予約をしてくださるお客様もいらっしゃったので、その期待にしっかり応えたい!と気合の入る毎日でした。
特に私は産前産後のピラティスインストラクターとしてマタニティ向け、産後ママ向けのレッスンを提供していたのもあり、
その専門性により期待感を持っているお客様も多くいたので、やりがいや責任感も大きかった。
しかし子どもがいる中「必ずスタジオに出勤しなければいけない働き方」に限界を感じる時がくるのです。
子供が1歳の夏、RSウイルス、突発性発疹に立て続けに罹患し、1ヶ月の間で3日間ほどしか出勤できないことがありました。
幸い子供が入院することなどはなかったのですが、とにかく仕事にいけないことへの罪悪感で押し潰される気持ち。
しばらく経ってから同僚と話している時に「まいさん全然仕事これない時ありますもんね」って言われてしまったのです。
彼女との関係性から冗談だってわかっていました。
でも、心はすごく傷ついたのです。
この言葉が刃の如く心に刺さり、じんわり私の心を蝕んでいきました。
「母でありたい」と「自分らしく働きたい」気持ちの狭間で
どちらかじゃなくて、両方大切にしたいという、わがままな願い
私は母として子供との時間も大切にしたい
1人の女性として自分のキャリアも諦めたくない
母としての自分か女性としての自分かを選ぶことなんてできませんでした。
きっと女性としてキャリアを諦めて母としての自分を選ぶ人が多いのかもしれません。
しかし私は「ピラティスインストラクターとして世の女性の健康と美しさをサポートし守りたい」という信念があります。
生涯をかけてこれを実現したいと本気で思っています。
それを諦めることなんてしたくなかった。
この時子どもを中心に考えられる母でもあり、自分が好きな仕事もする
わがままな選択をしてもいいじゃない!と思ったのです。
在宅でできる!ピラティスとオンライン秘書の組み合わせ


なぜこの組み合わせにしたのか?きっかけと気づき
自宅でできて、時間もコントロールできる。
そんな理由で始めたインストラクターとオンライン秘書の“2つの仕事”が、思いのほか自分に合っていました!
私は現在、オンラインでピラティスレッスンを提供しています(サービスは現在準備中ですが、これまでも単発での実施経験あり)。
そして2024年夏から、本格的にオンライン秘書としての仕事もスタートしました。
「ピラティス×秘書って真逆じゃない?」とよく言われますが、実はとても相性がよかったんです。
オンライン秘書の仕事は、クライアントとのミーティング以外は自分のペースで進められることがほとんど。
たとえば私は、メールやLINEの返信代行、スケジュール調整、出張手配、Canvaでの資料作成などを行っています。
突発的な子どもの体調不良が起きても、仕事の時間をずらすことができる。
そして、ピラティスのレッスンがない時間帯に秘書業務を入れることで、空き時間もムダなく使えるのが本当にありがたいです。
また、クライアントはピラティスインストラクターの先輩。
そのため、秘書業務を通じてスタジオ運営や集客にも関わらせていただいています。
ピラティス業界に貢献できていることも、インストラクターとしての自分の自己肯定感をあげる働き方といえます。
実際どうやって働いているのか?1日のリアルスケジュール
子どもの送迎、レッスン、秘書業務…意外とハマる“在宅マルチワーク”な日常。
ここで、ある1日のスケジュールをご紹介します👇
時間 | 内容 |
---|---|
8:30 | 子どもたちを保育園に送る |
9:00 | オンライン秘書のルーティン業務 |
11:00 | オンラインピラティスレッスン |
12:00 | ランチ |
14:00 | クライアントとZoomミーティング |
15:30 | 経費入力などの事務作業 |
16:30 | メール・チャット確認 |
17:20 | 保育園お迎え |
18:00〜18:30 | 晩ごはん |
19:30 | お風呂 |
20:30 | 子どもと遊ぶ時間 |
21:00 | 子ども就寝 |
22:00 | マーケティングの学習 |
24:00 | 就寝 |
ピラティスも、秘書業務も、事務作業も——
1日の中でいろいろな顔を持てるのは、飽き性な私にとって最高の働き方です!
わがままでもいい|自分のために働き方を選んでいいんだ

ここまで読んでくださって、本当にありがとうございます。
- インストラクターとしても働きたい。
- でも子どもとの時間も大切にしたい。
そんな願いは、一見“わがままで欲張り”に見えるかもしれません。
でも私は、こう思うんです。
それは、願っていい、当然の幸せなんだと。
何かを手放さなくてもいいと気づいたとき
自分を大切にできて、子どもにもちゃんと向き合える道がある
1つの働き方にこだわらず、「やりたいことを仕事にする」という考え方でもいいんだと思った時、一気に選択肢が広がったように感じました。
何かを得るには何かを手放さなくてはならない
そんな考えもありますが、何も手放さなくていいと気づけたことは幸せなことです。
そして、それを実行できる環境を自分で整えてしまえば、あとは自分が一歩ずつ進むだけ。
何も手放さないことを頑張ることができる覚悟さえあれば、どうにだってできます。
そして何か働き方に悩んだときは、ぜひ私に相談してください。
これはあなたにもできるかもしれない働き方
「そんな働き方があるんだ」と思ってくれたあなたへ——
私自身、このような働き方ができるんだと気づけたのはママになって4年目の時。
なのですぐには気づけなくて当然です。
しかし自分自身の幸せ、家族を守っていく母としての幸せをどちらか選ばないといけないと悩んでいるなら、
全部諦めないで一度勇気を持って最初の一歩を踏み出してみてください
私はそれを叶えるためにフリーランスになりました。
正社員という安定した働き方からフリーになる葛藤はありましたが、
今では悩んでいたことを忘れるくらいとても幸せです。
あなたにあった働き方はきっとあります。
もし誰かに話を聞いてほしい、そんな気持ちがあったら
あなたの「一歩目」、一緒に考えましょう。
お気軽にメッセージくださいね。
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まい
